ガチャピン、ムックらフジテレビの人気キャラ生かしビジネス展開へ 新会社が戦略発表会
「ガチャピン・ムック」など、フジテレビが保有するキャラクターを活用したライセンスビジネスを行う新会社「フジ・コンシューマ・プロダクツ」が7日、東京・台場のフジテレビで事業戦略発表会を行った。会見にはメーカーや流通など多くの関係企業のほか、ガチャピンやムックも駆けつけた。 新会社は10月1日付で設立され、資本金は5000万円。フジテレビが80%、フジ・メディア・ホールディングスが20%を出資。フジテレビが保有するキャラクターを扱えるよう、マスターライセンス契約を締結して事業活動を行う。 発表会では、新会社の石井浩二チーフエグゼクティブオフィサーが登壇し、「ママとあそぼう!ピンポンパン」や「ポンキッキ」などを例に、「フジはキャラクター作りが得意」と強みを述べた上で、「商品やイベント、サービスなどコンテンツビジネスを通じ、人の心を耕したい」とアピール。手始めにガチャピンとムック、チャギントンを主軸キャラクターとして、メディアの強みを生かし、番組やイベントなど多角的なビジネス展開を目指す考えを示した。 今年で誕生から51周年となるガチャピンも登壇し、「これからもいろんなことをして、ちゃんと生きていきたいと思います」とアピールした。