テニス元世界1位のベッカーが3度目の結婚!お相手はサントメ・プリンシペ元国防大臣の娘で33歳のリリアンさん<SMASH>
男子テニス元世界ランク1位のボリス・ベッカー(56歳/ドイツ)が、イタリアの高級リゾート地ポルトフィーノで結婚式を挙げ、自身のインスタグラムで報告した。 【画像】オープンスタンスでグリップを厚めに握ったベッカーのフラットサービス分解写真 3度目となる結婚のお相手は、アフリカの島国サントメ・プリンシペ出身の政治リスクアナリスト、リリアン・デ・カルバリョ・モンテイロ(33歳)さんだ。 ベッカーは、『この特別な日を一緒に祝ってくれたみんなに感謝いたします。モンテイロ=ベッカー家を紹介させてください』というメッセージとともに、ウェディングドレスとベールを身にまとった新婦と白いタキシードジャケットの自身の写真などを投稿している。 現役時代、強烈なサービスを武器にしたレジェンドは、1985年のウインブルドンで史上最年少(17歳7カ月)優勝をはじめ、四大大会通算6勝を挙げ、ドイツ・テニス界の黄金時代を牽引した。 一方プライベートでは、1993年にバーバラ・フェルタスさんと結婚し、2人の息子ノアとエリアスを授かったが、2001年に離婚。その後、ロシア人モデルのアンジェラ・エルマコワとの間に婚外子の娘をもうけ、2010年にはオランダ出身のモデル、リリー・カーゼンバーグと再婚。息子アマデウスが誕生した後、2018年に再び離婚と、波乱万丈な月日を過ごしていた。 そんなベッカーの人生が暗闇に包まれたのは2022年のことだ。自身の破産詐欺事件の裁判で資産隠しが発覚。禁固2年半の実刑判決を受けて4月に収監されると、ロンドン郊外の刑務所で8カ月間も服役していた。 苦境に陥ったベッカーを裁判中から支え続けたのが、新たな伴侶となったリリアンさんだった。2021年にプロポーズされていたものの、当然ながら結婚式は流れた。それでもつらい時期をともに乗り越え、2人は今年2月に婚約し、ようやく挙式を迎えたのだった。 ちなみに、リリアンさんはサントメ・プリンシペ民主共和国の元国防大臣ヴィクトル・モンテイロ氏の娘で、アフリカ研究修士など3つの学位を持ち、ドイツ語など5つの言語を話すという。 なお、2022年末に服役を終えたベッカーはイギリスから強制送還されており、英メディア『BBC』のウインブルドン解説者への復帰はならなかった。しかし、今夏は『スカイ・イタリア』で同大会の解説を担当している。 構成●スマッシュ編集部