小池都知事が定例会見9月10日(全文2完)結果が語るということを重視されたのでは
長期政権だった安倍氏や小泉氏と比べてどうか
途中からプロンプターを使われて、私もプロンプターを使っているんですけれども、途中、自分の言葉をいっぱいしゃべってるんですよね。やはりそこは使い方次第で。でも目線をどう合わせるかっていうのも1つの、プロンプターを使われたのもプラスだったかなというふうに思います。いいでしょうか、今ので。 日本テレビ:要は長期政権だった安倍さんとか小泉さんの【*******00:39:39】。 小池:そうですね。今、派閥の功罪というか、罪なんて言ったら叱られちゃうんですけれど。これ、なんて言うんですかね、小選挙区制が政治を変えたと思います。本来、その機能からいって、派閥というのは中選挙区制の中での役割が大きかった。つまり最大議席、県によって、地域によって5ですよね。そうすると5つの派閥ができるわけですね。 要は自民党内の政権交代がずっと続いてきたわけで、そのたびに派閥ごとに戦うわけで、そうするとマックス5つだったのが、今、8つとか9つとか、なんかよく5つ以上になってるのは、もうそれ自体変わってきて、今は派閥でどうこうというよりも個々の人間関係や次の選挙だったりするので、だいぶこういうのも変わってきてるなとは思うんですね。 でも派閥を持たないことが菅総理の強みであったり、こういうときになかなかその辺りが逆に派閥の、まさにパワーゲームでの、なんて言うんでしょうか、派閥を持たない、そこのところの問題だったのかなと思います。今、オリ・パラが終わってコンテンツがなくなったところで、皆さんは報じることが多くて、しっかりと伝えていただきたいと思います。余計なことを言いましたね。じゃあ最後、すみません。
都として宣言解除の指標にどう対応するのか
TBSテレビ:すみません、TBSテレビの【ナカムラ 00:41:48】と申します。よろしくお願いします。宣言解除の指標についてでして、きのう、政府分科会が示した宣言解除の指標の中で、中等症の数が継続して減少傾向にあることっていうのが追加されましたが、東京都などではこれまで中等症の数についての正確なデータがないということで、この指標についての考えや、今後、都としてどのようにこの指標について対応していきますでしょうか。 小池:あなたも携帯見ないで質問してくださいね。 TBSテレビ:はい。 小池:それらの指標については今回、結論が出ているわけではないと思います。そもそも部屋に入ってる人の数で数えるの、これ、重症のほうですけれども、それか中等でもハイフローなのかっていうこと、そこを入れるかどうかの話だと思います。一番最も効果的に現状どうなっているのかを見定める上で、また分析を行っているというところであります。 東京ほどICUがあって、東京ほどECMOが使えて、東京ほどこのハイフローができるというところは世界を探してもそうそうあるとは思わないんですね。そういう中で最大限それを活用して、1人でも命を救っていく必要がある。そういう意味でいろいろ、この感染症の強さや、また、波の強さや、そういったものと病症の確保、これは感染症用の確保という意味で、病床はもう本当にあまたあるわけですが、今回もこうやって感染症法に基づいてご協力いただいて、いろんな数字が出てきております。 いずれにしましてもそういったこともにらみながら、国とも連携を取って、真に有効な指標となるように、また検討を進めていきたいと、このように思っております。 (完)【書き起こし】小池都知事が定例会見9月10日