小池都知事が定例会見9月10日(全文2完)結果が語るということを重視されたのでは
東京都の小池百合子知事は10日午後、都庁で定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都・小池知事が定例会見(2021年9月10日)」に対応しております。 【動画】東京都・小池知事が定例会見(2021年9月10日) ◇ ◇
経済活動との両立をいつから再開したいか
朝日新聞:朝日新聞の釆澤です。コロナに関することと総裁選に関することでお聞きしたいと思います。まずコロナに関することなんですが、きのうから社会経済活動との両立のお話もされ始めております。ただ一方で、先週も少しお話ししたんですけれども、7月上旬のときは、8月下旬にはワクチンが4割普及し、そこまでが勝負どころだというような、ある程度シナリオというか、時期的、時間的なものを知事も示されていたんですけれども、今時点では、知事は今後どういうふうな流れにしていきたい、経済活動との両立をいつ時点から再開したいというようなシナリオでいらっしゃいますでしょうか。 小池:シナリオはその時々の最新データを基にして練っていくものであります。また現状どうなっているのかは、日々データを更新しながら考えていくというのは当然のことだと思います。そしてまたワクチンの供給が確実になるのかどうか、職域のほうのワクチン確保がどうなったかなどなど、いろんな状況の変化によって変わってくるところはあるかと思います。 一方で、ワクチンの確保が残念ながら日本は遅れを取ったと思いますが、そのあとは爆速で進んできているかと思います。逆にこの遅れの部分は他の国の例を参考にできるということにもつながるのではないか。いったん、もう勝利宣言をしていたけれども、また元に戻らざるを得ないほどの変異株の猛威であったり、いろいろ状況は日々変わってきているかと思いますが、やはり社会経済活動を戻すというその必要性は経営者の方々、そしてまたさまざまな国際競争をされている方々、何よりも日々、お店にお客さんが来てくれるかどうか、今月の電気代は払えるかどうか、そういった日々ご苦労されている飲食店や、また観光業、交通関係の方々、そういった方々にどうやってこれからの希望を持っていただけるかどうかという、そういうシナリオも必要になってくると思います。 状況と、またワクチン接種、さらには今後どうしていくのかなど、そういった新しい要素も組み入れながら、シナリオというのはよりアップデートされるべきでありますし、またそのことがいい方向に迎えられるように、基本的なものの専守防衛と、それから武器の調達と、確保と、それからそれを使うという、いろんな要素でもってこれからも社会経済活動の一日も早い回復を目指して、コロナと引き続き闘っていきたいと思っております。 朝日新聞:そうすると何月ごろにこうしよう、ああしようっていうのは、なかなかこれは予定が立てにくい、シナリオが立てにくいっていう、そういう意味でいらっしゃいますか。 小池:一日も早いほうがいいのに決まってますわね。