【広島】8連敗中の西武に4安打完封負け 23回連続無失点の森下暢仁が急きょ5回に崩れ一挙5失点
◇プロ野球 セ・パ交流戦 西武5-0広島 (12日、ベルーナドーム) 広島が8連敗中の西武に完封負けを喫しました。 【画像】西武対広島の試合前にセレモニアルピッチを務めた新川優愛さん 広島の先発はここまで19回連続無失点の森下暢仁投手。初回、1番の長谷川信哉選手にファーストゴロを打たせますが、この日先発に入った23歳のルーキー・佐藤啓介選手がファンブル。佐藤選手がボールを見失っている中、ファーストにベースカバーに入ろうとしていた森下投手がキャッチ。そのまま1塁ベースを踏み、この日最初のアウトを奪います。 2回、死球とヒットで2アウト1、2塁のピンチを招きますが、古賀悠斗選手を空振り三振に抑え無失点で切り抜けるなど、西武打線を4回まで「0」に抑えます。 ところが、5回、代打の滝澤夏央選手にレフト前ヒットを打たれると、2アウトながら3塁のピンチを招きます。すると9番の元山飛優選手にセンターへタイムリーヒットを許し、先制点を奪われます。 その後、1、2塁になると、西川愛也選手にライトへタイムリースリーベースヒット打たれ、さらに2点を失います。 3番の栗山巧選手に四球を与え、1、3塁になったところで、4番の中村剛也選手をサードへのボテボテのゴロに打ち取りましたが、これが内野安打となり1点を追加されます。さらに陽川尚将選手にもタイムリーヒットを許し、西武に一挙5得点を奪われました。 打線は3回に2アウトながら2塁のチャンスを作りましたが、菊池涼介選手がファーストファウルフライに打ち取られ無得点。5回から8回までノーヒットに抑えられた広島打線。9回に2アウト1、2塁のチャンスを作りましたが、西武の先発・隅田知一郎投手に抑えられ、8連敗中の相手に4安打完封負けを喫しました。