ジェノア会長、FWバロテッリとの交渉を認める…“問題児”の才能を信頼「私はマリオを決して諦めない」
ジェノアのアルベルト・ザングリッロ会長が、元イタリア代表FWマリオ・バロテッリと交渉中であると公言した。17日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。 現在34歳のバロテッリは、当時セリエC(イタリア3部)に所属していたルメッツァーネでリーグデビュー。2006年にはインテルに加入し、2007-08シーズンにはセリエA制覇を経験した。その後はマンチェスター・シティ、ミラン、リヴァプールなどのビッグクラブで活躍。これまでキャリア通算467試合出場189ゴールをマークしており、4度のセリエA制覇やプレミアリーグ優勝など数多くのタイトル獲得に貢献してきた。 昨シーズンはスュペル・リグ(トルコ1部)のアダナ・デミルスポルでプレーし、リーグ戦16試合出場7ゴール1アシストを記録したバロテッリ。しかし、契約満了に伴い同クラブを退団すると、現時点まで新天地を見つけられないまま時間が経過している。一部メディアは同選手がジェノアと基本合意したと伝えた一方、アルベルト・ジラルディーノ監督の去就が不透明であるため、契約はまだ成立していないとも報じられていた。 そんななか、イタリアのラジオ『スポルティバ』に出演したザングリッロ会長がバロテッリについて言及。「これは何日も眠れないほどの挑戦だ」と同選手と交渉中であると認めた。また、“問題児”として知られるストライカーの獲得に批判的な意見もあるが、「彼の加入がチームを動揺させるかもしれないという意見には賛成できない」と一蹴。「“スーパーマリオ”は過去20年間で最高のイタリア人9番であった可能性がある」とバロテッリの能力を高く評価した。 さらに、「私はマリオを決して諦めない。ロマンチックなサッカーが好きなんだ」とコメント。強い信頼を強調している。
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