金谷拓実、広島出身で初の賞金王に「偉大な先輩が届かなかったタイトルを獲ることができて嬉しい」
金谷拓実が国内男子ツアーのゴルフ日本シリーズJTカップ(東京都/東京よみうりカントリークラブ)で通算9アンダー単独3位に入り、逆転で自身初の賞金王に輝いた。 ―広島県出身の選手としては初の賞金王 意外なことですが、偉大な先輩が届かなかったタイトルを獲ることができて嬉しいです。広島の先輩方が道を切り開いてくれたと思うので感謝しています。 ―賞金王の意味 ルーキーの時は賞金王は通過点という思いもありましたが、去年からその重みを感じていました。 ―賞金王争いの情報を入れていたか シャットアウトしていました。申し訳ないですけど(笑)。去年、苦しい思いをしたので、どんな状況でもベストを尽くすことだけを考えて過ごしてきました。 ―賞金王を獲るために必要なこと 試合に多く出ることが重要だと思います。去年は体力的にも自信がなかったので抑えていましたが、連戦を組むことで体調に気を使いましたし、栄養とかもすごく考えていました。連戦を通して学ぶことがありました。 ―賞金王になれた要因 「チャンスを作り続けていればチャンスを掴める」と思っていました。去年、中島(啓太)選手と最後まで賞金王を争った経験が生きたと思います。 ―応援を力に 今日はたくさんの方が応援してくれたり、広島から母も応援に来てくれたので、その中でしっかり自分らしいプレーをする気持ちはありました。 ―17番パー5でイーグルを奪った 狙っていましたが、なかなか入る距離ではないので、たくさんの応援に押されて入りました。 ―平田憲聖選手の活躍 平田選手のプレーは素晴らしかったです。今年のツアーを引っ張ってくれましたし、ツアーのレベルも上がったと思うので、感謝しています。 ―スタッツは5部門で1位を獲得した 一日一日、少しずつ成長することを心がけていたので、結果に結びついて良かったです。 ―今年を振り返って 今年は、去年の資格でDPワールドツアーに出られるように準備していましたが、それが叶わなくて。でも現状を受け入れて「自分が良いプレーをできればそういうチャンスも増える」と思って過ごしていました。 ―今後の目標は これからも一日一日、成長していきたいです。