映画『家出レスラー』公開を前に岩谷麻優らが試写会で舞台あいさつ「胸張っていい映画ができた!と思います」
――それをずっと見守ってきた竹若さん、どうでしたか? 竹若「僕は(岩谷ファン)3人組のひとり(吉川)でして、(勝田役の)レイザーラモンRGと(烈堂役の)浅越ゴエの3人で一緒に応援しているんですけども、僕たちはけっこうホントにプロレスが好きというところでブッキングしてもらったところもあるんですよ。なので、ちょっとどうなの『家出レスラー』?どうなの杏奈?仕上がってるの?みたいな感じで現場に向かったんですけども、一発でファンになりましたね。取り組む姿勢、カメラまわってないところも動きであったりすべてにおいて、体中のアザとかも見て一発でファンになって。全然僕ら演技してないです、ホントに応援してます。そういう空気でした。最後の後楽園ホールとかもすごかったんですよ。エキストにはプロレスファンの方もいらっしゃるし、なかには全然プロレス見たことない人も撮影に臨んでるんですけども、会場全員がホントに一体化してました。最後はホントにみんな、杏奈ちゃんのマユの応援をしてプロレスで盛り上がるところがすごいなという感じで、ホントにこの一体感、みなさんがひとつになる空間というのはめったにないなという貴重な体験をさせてもらいました」 ――あそこの場面の撮影、じつは岩谷さんもいらっしゃったんですよね。 岩谷「ハイ。見に行きました。後楽園ホールで、ずっとずっと本番(試合)みたいなことやってるじゃないですか。一切手を抜くことなく、みんなが全力でやってると思って。だったら自分も全力で宣伝とか。自分でできることは宣伝なんで(笑)。全力でやっていかなきゃってすごく思った、ホントに」 ゆきぽよ「撮影に入る数か月前からみんなで練習をがんばってやってきたから、撮影するときにはもうひとつのクラスだったというか、ファミリーだったんですよね。その空気がたぶん会場に来てくださったお客様(エキストラ)とかみんなに伝わって、会場が一体化になったんじゃないかなって思ってます。すごい感動しました、私もあの場で。お客さんも私たちに協力してくれて、がんばって素敵な作品を一緒に創りあげてくれてるなと思った時に、メチャクチャ熱かったっす(笑)。胸熱でした」 平井「そうですね。プロレス好きの方はもちろん、プロレスを知らない方や、生きづらさを感じてるすべての人に、たくさんの方に届いて岩谷麻優選手の魅力、プロレスの魅力、たくさんの方に宇宙いっぱいに広がるように願っています!」
文・写真/新井宏 画像提供/映画『家出レスラー』製作委員会