映画『家出レスラー』公開を前に岩谷麻優らが試写会で舞台あいさつ「胸張っていい映画ができた!と思います」
――朱里さん自身は、岩谷さんの半生の映画に参加してどんな思いがありましたか? 朱里「まず自分自身が女優さんになりたいという思いがすごいあったので、関わらせていただけるのがすごくうれしくて。スターダムのアイコンと言ったら岩谷麻優じゃないですか。なので、そんな麻優ちゃんの映画にこうやってたくさん関わってプロレス指導もさせていただけて、自分の中でさらに思い入れの深い作品になったので、ホントにたくさんの人に届いてほしいです。岩谷麻優、素敵だよね」 向後「そこについてはもう同意しかないです! 私も岩谷選手の映画にホントに出たくて自伝本をずっと私はバイブルとして、プロレスラーの自分がへこんだ時とかに見てきた自伝本が映画になるという時点ですごく出たいと思ってたので、そこについてはもう同意しかないです。全力で同意します(笑)」 ――向後さんは今回の撮影で、ここは胸熱だったというシーンはあるんですか? 向後「すべてのシーンが胸熱。自分が追いかけてきて、実際に後楽園だったりDVDだったり、いろんなもので見てきた麻優さんを平井さんが演じてくれて、すべてのシーンが胸熱ではあったんですけど、とくに最後のほうの……あ、ちょっとネタバレになるからなかなか言えないけれど、最後の方のマユがカッコよく歩くシーンが私は好きです」 ゆきぽよ「カッコよかった、あれホントに」 ――リングのシーンすべてにおいてカッコいいと思いながら、ちょっとウルウルくるところもたくさんありましたね。 向後「そうですね。ホントに笑えるところもたくさんあって、感動するところもたくさんあって。なので、プロレスを知らない人でも絶対に楽しんでいただける作品だなと思っています」 ――(マユの兄役の)中本さんも(岩谷ファン役の)竹若さんも、今回は応援する側でありましたけど、今回この作品に関わってみて、みなさんの演技する姿とかどうでしたか? 中本「僕もこの映画に関わらせていただくまでプロレスをまったく見たことがなかったです。それこそマユと初めてチケットを持って初めてプロレスを見に行くという場面が、リアルの中本大賀も初めてプロレスを見る機会だったので、プロレスってこんなに面白いんだって。僕のリアルのお父さんがプロレスすごく大好きで、この機会にすごくプロレスに行ってみたいなと思いましたし、演じていくにあたって兄としての心配、妹の心配もそうだし、お母さんとマユとの関係も僕も兄がつないでいかないといけない橋になるなとすごく思いながらお芝居させていただいたので、すごく人としても成長できたし、プロレスを知るいい機会になったなと思って、すごくありがたい機会だなと思いました」 ――試合シーンもご覧になったんですよね。 中本「見ました、見ました。すごかったです、あの音。バーンという音にビックリして、痛くないんですかって」 岩谷「痛いですよ、痛いです!」 中本「痛いですよね。そうですよね。プロレスラーさんの腕の傷とかを初めてリアルに見て、人間ってここまでできるんだと知り、迫力があってすごかったですね」