映画『家出レスラー』公開を前に岩谷麻優らが試写会で舞台あいさつ「胸張っていい映画ができた!と思います」
――岩谷さんは、オーディションに立ち会っていたとか。 岩谷「立ち会ってましたね」 平井「全審査いらっしゃいました」 岩谷「書類審査から最終審査まで、すべての杏奈ちゃんを見てました(笑)」 平井「しかも、最初の審査も最終審査もここ(飛行船シアター)だったんですよ。岩谷選手が審査員席に座ってて、私、オーディション以来ここに立っていて、なんか感慨深いというかビックリですね。岩谷麻優役になってここに立ってるってことは、今でもけっこう夢?みたいに思ってます(笑)」 ――岩谷さんは、平井さんのどんなところがオーディションで光ってる、自分役にいいと思ったんですか? 岩谷「ホントに直感なんですよ。でも奇跡の連発で、書類審査の時点で、『この子いいですね』って言ってひとり出したのが平井さんだったし、第一次審査、第二次審査、ここで演技を直接見る機会があったときに唯一、今の心境どうですかってインタビューしに行ったのが平井杏奈ちゃんだったんですよ」 平井「そこの裏の楽屋ですね」 岩谷「そう、そう。他のみんなあいさつできなくて、杏奈ちゃんだけインタビューして。私はいつも試合中、(コスチュームに)尻尾をつけているんですけど、横浜武道館での試合で杏奈ちゃんが(オーディションのために自作の)尻尾をつけてきてて。私は試合なのに持っていくのを忘れちゃったんですよ」 平井「私は、マイ尻尾を持参してオーディションのお披露目に行ったんですよね」 岩谷「それで自分が、『平井さん、ですよね?その尻尾、今日ちょっと忘れちゃったので貸してもらってもいいですか?』みたいな。それで横浜武道館で、杏奈ちゃんの尻尾を借りて試合をしたんです(笑)」 平井「その尻尾は、『家出レスラー』の羅月(朱里)との闘いの時につけてるんですよ」 朱里(マユのライバル羅月役)「あの尻尾だったの?」 岩谷「そう」 朱里「え~! すごいね!」 平井「すごいです、いろいろと奇跡が続いて」 岩谷「ホントに奇跡の連続で」 平井「その尻尾、家に展示してます(笑)」