「韓国サッカーの腐敗、どう思う?」スキャンダルで揺れる韓国代表、試合前会見でも自国の問題を指摘される「揺さぶる意図」
韓国サッカー界は、今年7月に韓国代表の指揮官に就任したホン・ミョンボ監督の選任過程に問題があったというスキャンダルに揺れている。韓国メディア『nate』は現地時間8日に、ヨルダン代表との試合前会見でホン・ミョンボ監督が受けた相手国からの驚きの質問について報じていた。 【一覧表】サッカー最新FIFAランキング1位~100位 ホン・ミョンボ監督の選任過程に問題があったとして大騒動が起きている韓国サッカー界。これに付随して不透明なお金の流れがあったとも指摘されており、大韓サッカー協会(KFA)の会長を務めるチョン・モンギュ氏に対しては国内から退陣を求める声も高まっていた。 韓国サッカー界が混乱に包まれる中、韓国代表はW杯アジア最終予選第3節でヨルダン代表、第4節でイラク代表と対戦する。試合前の会見に臨んだホン・ミョンボ監督は、ヨルダンの現地記者から「韓国サッカーの腐敗について、どう思うか」という質問を投げかけられたようだ。 同メディアは、「ヨルダンの記者から出た言葉は、明らかに組織の不正や腐敗を意味する言葉だった。記者会見場がしばらく凍った。韓国側の通訳も再度尋ねるほどだった」と、想定していなかった質問だったことを強調した上で、「それは競技外の話だ。重要なのは、私たちがやらなければいけない競技のことだろう」と、ホン・ミョンボ監督が冷静に答えたことを伝えていた。 韓国サッカー協会のスキャンダルに関連する質問をされたことについて、「ヨルダン側が失礼な質問をした理由は、韓国代表チームを揺さぶろうとする意図があったのだろう」と、同メディアは報じている。
フットボールチャンネル編集部