おしゃれな部屋は「6:3:1の法則」で作られてるって知ってた?インテリアデザイナーが採用する“秘密の方程式”をご紹介
子どもの頃を振り返ると、服からバッグ、寝具や水筒まで、お気に入りの色でそろえていた人もいるのではないでしょうか。ファッションもインテリアも、わずかな色のみで統一するのもシックですが、少し色を追加すると、一気にこなれた雰囲気を演出することができます。 【写真でチェック】インテリアのベストな色の組み合わせがわかる方法 色選びは部屋づくりの基礎ですが、ベストな組み合わせを見つけるのは意外と簡単ではありません。 多くのインテリアデザイナーは複数色を使用する際に、“秘密の方程式”として「6:3:1の法則」を採用しているそうです。
デザイナーで、インテリアに関するメディア「デザイン・インサイダー」の創設者であるアマンダ・ワイアットさんは、「インテリアデザインには、厳密なルールは存在しません」「しかしこの法則を知れば、みなさんが自分で部屋づくりをするときに、より自信をもって色を選べるようになります」と話します。 とはいえ、どこから始めるのがよいのでしょうか? ここでは、色の組み合わせを選ぶところから、どの割合にするかまで、「6:3:1の法則」を最大限に活用する方法をご紹介します。
「6:3:1の法則」とは?
【メインカラー(60%)】部屋全体の半分以上を占めるこの色は、壁紙や大きめの家具などに使用します。 【セカンダリーカラー(30%)】メインカラーを補完する色で、カーテンや、アクセントとなる家具などに使用します。 【アクセントカラー(10%)】小さめの装飾やクッションなどに使用します。 この割合であれば、選んだ色が強すぎることも、目立たないほど少なすぎることもありません。 ほとんどの場合、60%を占めるメインカラーは壁紙の色になるでしょう。 どのような広さの部屋であっても、最も広い面積を占める「壁」の色合いで、部屋の印象が変わります。 家具や大きな装飾品、アートなどが30%、クッションやベッドスローなどの柔らかいアイテムが10%を占めます。もちろんこの割合はあくまで目安なので、変動しても大丈夫です。 ここからは、カラーコーディネートの例を見ていきましょう。