33歳ハメス・ロドリゲスの契約解除が水面下で成立…コパ・アメリカMVPが見据えるは「欧州再挑戦」
コロンビア代表MFハメス・ロドリゲス(33)とサンパウロの契約解除が成立した。 春ごろからサンパウロとの契約解除を協議してきたハメス。一旦は翻意も、欧州の23-24シーズンが終わるあたりから話がぶり返し、コパ・アメリカ2024が始まる頃には、サンパウロへ戻るつもりがないと伝えられていた。 念頭にあるとされるのは、欧州への再挑戦。 昨年7月のサンパウロ加入以降、ケガで満足にプレータイムを伸ばせない33歳ハメスを、本意気で欲しがる欧州クラブがあるかどうか…はっきり申し上げて疑問符が残るところ。 ともあれ本人の意思は固いようで、ブラジル『グローボ』によると、年俸75%に相当する300万ブラジルレアル(約7700万円)の受け取りを放棄。同国の労働基準法に基づく“退職金”を受け取るのみとしたことで、現地時間2日にサンパウロとの合意に至ったようだ。 そんなハメスだが、コパ・アメリカ2024は全6試合スタメンで1得点6アシストと無双し、準優勝&大会MVP(最優秀選手賞)に。今年のサンパウロで8試合265分間しかプレーしていなかったなか、ひとつアピールに成功した格好だ。 欧州のマーケットが開いているうちに、何らかの動きがあるか。ハメスに対しては、ラージョ・バジェカーノからの関心が伝えられる。
超WORLDサッカー!