6年ぶりVのキジーアがポイントランク70位に浮上 久常涼は86位
米男子ツアーのフェデックスカップ・フォール初戦、プロコア選手権(米カリフォルニア州/シルバラード・リゾート ノースC)は15日に最終日の競技が行われ、単独首位から出たパットン・キジーア(米)が「70」をマークし、通算20アンダーで2018年以来のツアー通算3勝目を挙げた。 8試合で構成されるフェデックスカップ・フォールは、主にプレーオフシリーズ初戦終了時点のポイントランク51位以下の選手が来季の出場資格順位を争うもの。最終戦のザ・RSMクラシック(11月21日~/米ジョージア州/シー・アイランドGC シーサイドC)終了時点で125位までに入った選手がシード権を得る。 初戦で6年ぶりのタイトルを手にしたキジーアは、大会前のポイントランク132位から62ランクアップの70位へ。シード圏外から、一気にシグネチャーイベントのAT&Tペブルビーチ・プロアマ(2025年1月30日~)とザ・ジェネシス招待(2月13日~)に出場できる60位以内も視界に捉えた。 また、キジーアに次ぐ単独2位のデビッド・リプスキー(米)は163位から101位へ、単独3位のパトリック・フィッシュバーン(米)は102位から82位へ上昇。4位タイに入ったグレイソン・シグ(米)も130位から112位へ大きくランキングを上げている。 なお、プロコア選手権に出場しなかった久常涼は3ランクダウンの86位となった。 フェデックスカップ・フォール第2戦、サンダーソン・ファームズ選手権は10月3日から米ミシシッピ州のザ・カントリークラブ・オブ・ジャクソンで開催される。