「オ断リックス」はもう過去の話…九里獲得のオリックス、3年連続FAで他球団の主力級ゲットにファン喜び「魅力ある球団になったということやね」
オリックスは12日、広島から海外フリーエージェント(FA)権を行使した九里亜蓮投手(33)と契約することで合意したと発表した。背番号は22。25日に入団会見を行う。X(旧ツイッター)では「オリックス」がトレンド入りするなど、ネット上では3年連続で他球団の主力級を獲得できたことに喜ぶ声があがった。 九里は今季7勝10敗と2桁勝利こそ逃したが、2021年に最多勝に輝き、今季は開幕投手を務めるなどエース級の存在。先発ローテの充実に向けて、主力投手の獲得に成功したわけが、1年前には九里と同じ広島から23年打率リーグ2位の西川龍馬外野手を、2年前には西武の主力打者だった森友哉捕手をFAで獲得した。3年連続で他球団の主力選手を獲得したことになる。 FAで他球団の主力を獲得するには資金力に加えて、チームの環境や待遇などが重視される中、Xでは「オリックス3年連続で一流のFA選手獲っててエグい」「おそらく高待遇かつ引退後の保証とかアフターケアちゃんとしてるから今大人気ってことか」という声や、かつてFA選手から加入を断られ、SNSなどで「オ断リックス」と揶揄されたことを思い出したファンが「魅力ある球団になったということやね お断ックスからの完全脱却」「散々『お断リックス』ってイジられたけど3年連続でFAで選手を獲得」という声もあった。 また、オリックスは2年前には現レッドソックスの吉田正尚外野手がポスティング移籍した際に譲渡金として当時のレートで約21億円を手にし、昨オフには現ドジャースの山本由伸投手がポスティング移籍した際に約72億円(当時のレート)を手にしているだけに、「吉田正・山本由のポスティングマネー効果すげーな」という声もみられた。
中日スポーツ