ニコール・キッドマンが明かす、子育てとキャリアの両立。亡き母からのアドバイスを語る
俳優のニコール・キッドマンが、出産後にキャリアを諦めようとしていた過去を告白。俳優業を続けるきっかけとなった、母ジャネル・アン・キッドマンからのアドバイスを明かしました。 【画像】子供時代のニコールと母ジャネル・アン・キッドマン
映画『アイズ・ワイド・シャット』のニコール・キッドマンは15日、CBSニュースに出演。俳優としてのキャリアを諦めようとした過去を明かしました。 ニコールは1990年、俳優のトム・クルーズと結婚。2人の子どもを養子として迎え入れました。 2001年にトムと離婚。5年後に再婚した歌手のキース・アーバンとのあいだには、2008年と2010年に子どもをもうけ、合計で4人の育児をしてきた母親です。
ニコールは9月に他界した母親から受けたアドバイスをきっかけに、子育てをしながら仕事を続ける決意をしたと同ニュース内で語りました。 「1人目の子どもを産んだとき、『(仕事は)もう十分にやり切ったな』って思ったんです」 「そんななか、母からこんなアドバイスをもらったんです。『仕事を完全に手放さなくてもいい。ちょっとぐらい、業界に足を突っ込んだままにしておけばいい』と」 「母は続けて、『前に進み続けて。出産前と同じぐらい”がんばれ”とは言わない。だけど、すべてを手放す必要はないでしょ』と言ってくれました」 「母が子育てをしていた頃、当時の女性たちには、今の私が受けている恩恵はありませんでした。それでも、自分にはなかったチャンスを、自分の娘たちには作ってくれたのです」 「きっと母は若い頃、子育てを理由に自分のやりたいことを諦めたのかもしれません」
続けて、子どもを産んでからは「子育てとキャリアを常に両立させている」と話しました。 「子育てとキャリアのバランスを見つけようとするのも、人生の一部だと思います」 「うまくいかないときもあれば、やりすぎてしまうときもあります」 「そういうときは、『よし、今この瞬間をどう対応するか考えよう。だってつらいし』って考えてみてください」