【ジャパンC】オーギュストロダンはダートコースで調整 オブライエン師「われわれも満足しています」
GⅠ6勝を挙げるオーギュストロダン(愛=A・オブライエン、牡4)は、ダートコースで調整。僚馬に先行する形でキャンターを行った。オブライエン調教師は「きょうもキャンターで1マイル。安定していて、乗ったレイチェルも満足していたので、われわれも満足しています」と納得顔。普段から調教でまたがっているレイチェル・リチャードソン厩務員も「新しい環境にも順応して、リラックスしています。体重を減らすこともなく、難なくトレーニングができています」とほほ笑んだ。 20日に芝コースで7ハロン98秒3-13秒2、21日にダートコースで7ハロン95秒2-12秒9と入念に乗り込まれているディープインパクト産駒。トレーナーは「アイルランドでは、レースまで日数があるときは長めにスロー、近づくにつれて速く、強く、短くトレーニングしています。今やっていることは、いつもと変わりません」と調整の意図を説明する。続けて「明日も同じように1マイルのキャンターを行います。最後の4ハロンは強めに追おうかなと思っています」と明かした。今年6月にGⅠ400勝の金字塔を打ち立てた世界の名トレーナーが、極東の地でも愛馬をタイトルへ導く。