ホンダZの輸出仕様も!? 江戸崎の商店街の中に昭和の旧車たちと歴代フォルクスワーゲンが並ぶイベントが開催|8th Show your VWs Meet With 昭和のくるま大集合2024
茨城県稲敷市の江戸崎商店街において、バックヤードつくばによるイベント「昭和のくるま大集合」が今年も開催された。長年、水戸市で開催されていた同イベントがコロナ禍で中断後、フォルクスワーゲンクラブによるイベント「Show your VWs Meet」とのジョイント開催で復活したのが2023年のことだ。 【画像25枚】第8回ショウユアVWsミート と共同開催されたh「昭和のくるま大集合2024」に登場した旧車たち ワーゲンミートは、15年から町おこしの一環として、「えどさきまちづくり共同組合」が主催してきたイベント。ビートルなど歴代のVW車が並ぶイベントに、国産旧車オーナーを中心とした「昭和のくるま大集合」が合流した形だ。 本イベントの特徴は、江戸崎商店街の全面的な協力により、昭和の雰囲気を残す商店街のメインストリートにクルマが並ぶところ。イベントのメインステージは、江戸崎を代表する銘菓「江戸崎まんじゅう」で知られる青木菓子店前に置かれていた。 展示台数が限られるとあって、参加車両はオープン募集ではなく、バックヤードつくば代表の石川敦美さんがこれまでに知り合った旧車仲間や過去のイベント参加者に声をかけて集まってもらっている。 当日の早朝は降雨に見舞われものの、イベント開催時には空模様も回復。江戸崎商店街には多くのクルマ好きや家族連れも訪れ、大盛況のイベントとなった。 1972年式 ホンダ Z600 日本国内では360cc軽自動車だったホンダZを輸出仕様として600cc直列2気筒SOHCエンジンを搭載したZ600。数々の360㏄軽自動車が並ぶエリアに軽自動車のような顔(?)でしれっと並んでいた。 1962年式 トヨペット クラウン 1900デラックス 1963年式 トヨペットコロナ1500デラックス 茨城トヨペットに勤めるオーナーが複数の部品取り車をあわせてレストアしたという初代クラウンと、2代目のRT20コロナ。 1969年式 フェアレディ 2000 キャンバストップを取り外し、当時の純正オプションを参考に製作したというカバーを取り付けたSR311最終型。最終型のソレックスのツインキャブは本来3型だが、5000番台初期のためか2型のキャブが搭載されている。 1957年式 トヨペット マスターライン 書類なしの状態で入手、「茨4」のナンバープレートが残っていたことから、シングルナンバーのまま公道復帰させたというマスターライン。荷台には2台の原動機付き自転車を積載し、スズキのダイヤモンドフリーは実際に会場内を走行して登場するアトラクションも実施。 1970年式 コンパーノスパイダー 自らの手でレストアした大谷津さんのコンパーノスパイダーは、車種の珍しさだけでなく、細部まで美しく仕上がった状態の良さでも多くの人の注目を集めていた。 1968年式 カローラ 1100デラックス 10年落ちで先輩から譲ってもらい、「茨5」のシングルナンバーを50年間維持してきた初代カローラ。フルノーマルを維持し、ホワイトリボンタイヤを北米から取り寄せて装着しているこだわりの1台。雑誌「ノスタルジックヒーロー」のアワードを獲得した。
Nosweb 編集部