まずは敬語でていねいに。「ママ友」との会話で気をつけたいこと
ちょっとフォーマルな食事の席での所作、冠婚葬祭などで交わす会話の言葉選び、お客さんとしてお呼ばれしたお宅での過ごし方…。 生活の何気ないシーンでも、大人のマナーをさらっとこなせたら素敵ですよね。 【マンガで読む】意外に知らない?正しい日本食のマナー。スウェーデン人漫画家と一緒におさらい! TPOにあわせたマナーは千差万別。何が正解なの?と迷ったことも多いのではないでしょうか。 今回は知っているようで知らない、大人のキホンのマナーをご紹介します。 ■知り合った人とは、とりあえず敬語で話す 子どもを介して知り合うお母さんたち、いわゆる「ママ友」は、年齢も、価値観も、育ってきた環境もバラバラです。学生時代の友人や、会社の同僚のような共通点も少ないので、ていねいに接するに越したことはありません。 知り合うと早く打ち解けた雰囲気になりたいと思うかもしれませんが、誰に対しても敬語で話すほうが無難です。 「そうなんだ!」「~しようかな」といった風に、自分に向けた言葉を少しずつくずしていくと、堅苦しい雰囲気はやわらぎます。 作=岩下宣子 【著者プロフィール】 岩下宣子 「現代礼法研究所」主宰。NPOマナー教育サポート協会理事・相談役。30歳からマナーの勉強を始め、全日本作法会の故・内田宗輝氏、小笠原流・故小笠原清信氏のもとでマナーや作法を学ぶ。現在はマナーデザイナーとして、企業、学校、公共団体などで指導や研修、講演会を行う。近著に『相手のことを思いやるちょっとした心くばり』(三笠書房)がある。 ※本記事は岩下宣子著の書籍『40歳までに知らないと恥をかく できる大人のマナー260』から一部抜粋・編集しました