痛恨失策の阪神・佐藤輝「次は頑張ります」直近6試合で5失策「迷ってはないです。しっかり投げられなかった」
「巨人1-0阪神」(12日、東京ドーム) 阪神は初回2死二塁から、三ゴロを一塁へ悪送球した佐藤輝の適時失策が決勝点となり、痛恨の完封負けを喫し、自力優勝の可能性が消滅した。 【写真】悪送球した後の佐藤輝 19個目失策でガックリポーズ 三塁線に飛んだ岡本和の打球は痛烈だったが、佐藤輝はバックハンドでスライディングキャッチ。ここまでは良かった。反転した一塁送球はワンバウンドを選択したが、ショートバウンドに近い中途半端なバウンドとなって、一塁・大山が捕球することができず、送球はファウルグラウンドを転々とし、二塁走者の丸が生還した。 佐藤輝は「アウトにできなかったので、次はできるように頑張ります」とし、バウンド送球に迷いがあったか?の問いには「迷ってはないです。しっかり投げられなかったということですね」と話した。 両リーグワーストの19失策。直近6試合で5失策。9日の広島戦でも、二回2死一、二塁から林の打球を一塁に悪送球して失点につながるなど、ミスが失点に絡むケースが続出している。