年賀状の仕分け作業ピーク “年賀状じまい”増加も「年に1回は日本独特のあいさつを」 秋田
秋田テレビ
郵便局では元日に配達する年賀状の仕分け作業がピークを迎えています。 このうち秋田市の秋田中央郵便局には、市内のほか、男鹿市や五城目町から年賀状が集まります。 年賀状は、岩手の郵便局に集約して機械で配達順に並び替えるため、秋田中央郵便局では機械が効率よく仕分けできるよう整えます。 25日は郵便局のOBやアルバイトが、裏表など向きをそろえる作業を急ピッチで進めていました。 秋田中央郵便局によりますと、24日までに引き受けた年賀状は57万6000通で、2023年の同じ時期より2割ほど少なくなっています。 10月の郵便料金改定に伴って、年賀はがきの価格は1枚63円から85円に値上がりしました。その影響で、はがきによる新年のあいさつを取りやめる「年賀状じまい」が増えているということです。 秋田中央郵便局郵便部の小林利雄課長は、「やはり引き受ける年賀状の枚数は少ないなと感じている。長い年月培ってきた日本文化独特の年賀状ですので、できれば1年に1回は年賀状であいさつしてほしいと思う」と話しています。 25日までに投函された年賀状は、2025年1月1日に届けられます。
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