おにぎり1個を万引き「よく覚えていない」 庁舎敷地内でほぼ毎日飲酒 道職員2人を懲戒処分
北海道は12月27日、後志総合振興局の男性職員(51)を停職1か月の懲戒処分にしたと発表しました。 男性は2月18日午前11時ごろ、コンビニエンスストアでおにぎり1個(130円相当)を盗みました。 男性が警察から聴取を受けたことを職場の上司に報告し、発覚しました。 道によりますと、男性は当時の記憶があいまいで「よく覚えていない」と話しているものの、盗んだことを認めているということです。 道は12月27日付で、この男性職員を停職1か月の懲戒処分としました。 さらに道は、石狩振興局の男性職員(53)を減給(10分の1)6か月の懲戒処分にしたと発表しました。 男性職員は、2024年4月から10月までの間、勤務時間中にもかかわらず、庁舎の敷地内で飲酒や喫煙を繰り返したということです。 外部の人から、飲酒や喫煙をしているのは「職員ではないか」と道に連絡があり、発覚しました。 道によりますと、男性は350ミリリットルのグレープフルーツサワーをほぼ毎日飲んでいて、「あまり考えずに行ってしまった。迷惑をかけて深く反省している」と話しているということです。