患者の個人情報を漏えい、勤務中に喫煙など…青森県青森市が職員4人懲戒処分を公表
青森市は今月27日付けで職員4人を懲戒処分したと発表しました。 市民病院看護局に勤務する45歳の女性看護師は患者の個人情報を第三者に漏洩したとして、停職4か月の懲戒処分としました。 市は個人情報を漏らした事実は重いとしながらも個人の利益や被害者を傷つける目的はなかったとしています。 交通部営業所の60歳代の男性乗務員は今月8日、乗務前の呼気検査で市が定める酒気帯びの基準を超えるアルコールが検出されたため乗務が禁止され減給半日分の処分を受けました。 男性職員は前の日にビールや日本酒を飲んだと話しているということです。 青森市公営企業管理者の鈴木裕司企業局長は「この度の懲戒処分により、市民の皆様の信頼を大きく損ねる事態となりましたことは誠に遺憾であり、心からお詫び申し上げます。市民の皆様からの信頼回復に向け全力で取り組んで参ります」とコメントしています。 市民部行政情報センター市民課に勤務する50歳代の男性主幹は所属長たちから指導を受けていたにも関わらず、勤務時間中に屋外の敷地内での喫煙を繰り返して職務を怠ったとして戒告処分を受けました。 企画部連携推進課の20歳代の男性主事は今年7月23日に公務外に私用車で下北縦貫道路を運転し、制限速度70キロのところを110キロで運転して検挙されたとして戒告処分を受けました。 市は服務規律の遵守に努め信頼回復に向け全力で取り組むとしています。