横浜FM、新潟での3年の武者修行からMF松田詠太郎の復帰を発表「横浜を離れている間に成長したことを示すためにも」
横浜F・マリノスはアルビレックス新潟のMF松田詠太郎が期限付き移籍から復帰することを発表した。 【2024-2025】Jリーグ全クラブ監督人事まとめ|新体制となるのは? 23歳の松田は横浜FMの下部組織出身。SC相模原、大宮アルディージャなどを経て、2022シーズンから新潟でプレー。1年目からJ2リーグ戦38試合で4ゴールを挙げ、J1昇格に貢献すると、ここ2シーズンもJ1リーグ戦通算44試合に出場していた。 4年ぶりの古巣復帰が決まった松田は「約4年ぶりに、横浜F・マリノスに復帰することとなりました。横浜F・マリノスのエンブレムをつけてプレーできる喜びをかみしめながら、クラブを支えてくださる方々のために一生懸命に戦います。横浜を離れている間に成長したことを示すためにも、自分が積み上げてきたものをすべて発揮し、タイトル獲得に向けてチームに貢献したいと思います。熱い応援をよろしくお願いいたします」と意気込みを語った。 また、3シーズンにわたってプレーした新潟に向け、感謝を述べた。 「期限付き移籍の選手として、3年続けて同じクラブでプレーするのは珍しいケースだったと振り返っていますが、2022シーズンからの3年間、本当にお世話になりました。新潟に所属する時間が長くなっていくほどに、チームメイトやクラブスタッフ、サポーターの皆さんの温かさはもちろん、新潟という地域や暮らしている方々の心の温かみを、身に沁みて感じられました」 「自分が加わった2022年にはJ2リーグで優勝し、今季はルヴァンカップで準優勝をおさめるという素晴らしい経験をさせていただいた一方で、J1リーグに残留するための戦いを強いられたという苦しい経験もしました。いい時も難しい時も、ホームでもアウェイでも、毎回最高の雰囲気をつくってくださるサポーターの皆さんには深く感謝していますし、最高の雰囲気の中で試合ができることは、大きな喜びでした。個人的には、皆さんが寄せてくださる期待に、結果で応えることが少なかったことを申し訳なく思っています。それでも、新潟で過ごした時間が自分にとってサッカー選手としても、一人の人間としても大きく成長させてくれました。皆さんからいただいたサポートや熱い想いに感謝し、胸を張って次の道を進んでいきます」 「あっという間の3年間でしたが、自分にとって新潟は家族のように温かいホームです。本当にありがとうございました。お世話になりました!」