元ミス・ジャパンが健康美コンテストでもグランプリ 「お尻を重点的に鍛えることで身体のラインがきれいになる」
2022年ミス・ジャパンでグランプリ、2024年FUTURE FASHION FACES WORLD(ミスコン世界大会)準グランプリというコンテスト遍歴。さらに仕事は新卒入社で国内航空会社での経験を経て、米国ブライダル会社に転職し、アメリカでの就労から、健康経営のコンサルタントの代表取締役という輝かしい経歴を持つ小嶋栞(こじま・しおり/29)さんがベストボディ・ジャパンの主催する『モデルジャパン首都圏大会』でグランプリを獲得した。 【写真】小嶋栞さんの美しいボディライン
小嶋さんは2022年にミス・ジャパンへの出場を決めたことで筋トレを開始。トレーニングをしながらのボディメイクによって、自身が抱えてきた摂食障害を克服してミス・ジャパンでのグランプリに輝くと、インナービューティーアドバイザー資格を取得し、株式会社JITH JAPAN(ジスジャパン)を設立。 「私は摂食障害の経験から食べることが"悪"となり食べることに罪悪感や嫌悪感というマイナスなイメージを持っていましたが、健康的な食生活とトレーニングによって健康に美しくなれることを知りました」 今回、小嶋さんが挑戦したモデルジャパン首都圏大会はボディメイクに励む同世代の女性たちが出場するコンテストで、雌雄を決した準グランプリの馬場風奈さんはヨガインストラクターとフィットネス業界に従事する選手。筋トレ3年目の小島さんはグランプリを獲るためにお尻に特化したトレーニングを積んできたという。 「ベストボディ・ジャパンに挑戦にあたり、必要なことは何かを考えたときに"お尻"のトレーニングという結論に至りました。お尻がキレイだと身体のラインが良く見える。なので私のトレーニングの大半はシングルレッグスクワットで、16kgを20回×4セットを行っています。片脚ずつで行うほうがお尻のかたちが良くなる実感があります」 小嶋さんは細身がゆえに悩んでいることもある。 「腹筋は鍛えてしまうとバキバキになってしまいます。私の場合、しなやかな身体、健康美を目指しているので筋肉が付きやすい部位はあまりやらず、丸みを持たせたい部分はしっかりと鍛えるように工夫しています」 ステージ上で輝く笑顔が印象的だった小嶋さんは積み重ねの重要性を説く。 「"美しさと健康は1日にしてならず"。日々の積み重ねが美しさにつながると思います。コンテスト出場で自分自身を磨きながら、健康と美容を通じて自信を得ることができるという発信をしていきたいです」
小嶋さんだけでなくコンテストのステージに立つ選手たちの自信に満ちた表情が印象的だったが、小嶋さんのインタビューを通じて「選手たちは健康と美容を兼ね備えて自信を得ているから」なのかもしれないと答え合わせができた気がした。
文:FITNESS LOVE編集部 撮影:舟橋賢