3畳のシューズクロークで玄関すっきり。子育て世代&アウトドア好きが選んだ間取り
家族用の玄関にもなるけど…実際は一度も使わない
シューズクロークは玄関ホールとつながっているので、はやりの「家族用玄関」として利用もできます。しかし実際の今のところ、表動線を来客用玄関、裏動線を家族用玄関として使ったことは、一度もありません。 あくまで収納と道具管理を重視した設計で、副次的に生まれた動線。やはり、使う際にひと手間が発生したり、遠回りだったりすると、活用されないことがわかりました。 ですから、家族用玄関を取り入れるか検討している方には、本当にそのスペースが必要か、慎重に考えた方がいいとお伝えしたいです。
玄関框(かまち)の幅と靴箱の位置はちょっと後悔
使い始めて感じたのは、玄関框の幅と靴箱の位置が微妙なこと。もう少し検討する余地がありました。 筆者は、家族用玄関としての機能より、収納と道具管理を重視していました。ですから框の幅をもう少し狭くして、収納棚の奥行きを深くした方がよかったと、ちょっと後悔。そうしていたら、もっと収納量を確保できたはずです。 靴箱はシューズクロークの玄関側の壁にあります(写真)。この場所だと、靴を出し入れする際に、体の向きを変えないといけません。もし、玄関から入って正面に見える壁側(反対の向き)にしていたら、靴の出し入れがさらにスムーズになったでしょう。
山川さわお