3畳のシューズクロークで玄関すっきり。子育て世代&アウトドア好きが選んだ間取り
玄関に土間収納をつくると、すっきり暮らせます。アウトドア好きなライターは、自宅に趣味の道具や子育てアイテムが効率的に収納できる、3畳のシューズクロークをプラン。見せる収納とウォークスルーの裏動線を設け、日々の準備や片づけがスムーズになりました。
玄関脇に3畳のシューズクロークをプラン
筆者は、2024年8月に工務店で、2階建ての注文住宅を建てました。この家で妻と1歳になる息子の3人で暮らしています。 家全体の面積が、30坪に満たないコンパクトなわが家。それでも玄関ホールとシューズクロークは合わせて約5畳と、比較的広いスペースを確保しました。 そのうちシューズクロークで約3畳(間取り図の赤枠部分)の広さを確保。理由は、筆者の趣味である、アウトドアの道具を収納するためです。結果、キャンプや登山、沢登りなどの道具を、効率よく収納する場所ができました。 焚き火にいぶされたギアや、泥だらけの道具を家に持ち込まずに収納し、必要なときに素早く取り出せるこの空間は、アウトドアの趣味を支える「ベースキャンプ」として大活躍しています。
アウトドアが好き、子育て中なら活躍すること間違いなし
シューズクロークは、そのまま室内と行き来できる「裏動線」にもなっています。玄関ホールの「表動線」と分け、収納機能に特化させました。壁一面にわたる270cm幅、高さ240cmまでの収納スペースには、全面に可動棚を設置。キャンプ用品や登山道具を「見せる収納」として収めています。 「見せる収納」にして一覧性を高めることにより、キャンプの前日には、棚を見ながら忘れ物をチェックでき、天候や気温による持ち物の調整もラクに行えます。 収納棚がひと目で状況を把握できると、準備も片づけも効率的です。道具を忘れて「しまった!」とならないよう、アウトドアに特化させてこのようにしました。 そして、アウトドアだけでなく、子育て中の家族にとってもうれしいことがあります。なにかと荷物になりがちな抱っこひもやベビーカーも、玄関に放置することなくシューズクロークに隠せています。