イタリア人マッシ「ブルボンなしの人生は考えられない!」。あの国民的お菓子ブランドの魅力
それから、子どもから大人までついつい食べてしまうのは、プチシリーズとプチプライムだ。このシリーズはビスケットやせんべい、クラッカー、プレッツェル、ケーキを合わせて30種類あって、全部を集めたらお菓子天国になる。数種類を買って家に置いておけば、いつでもパーティーができるのが大きなポイントだ。 やっぱり、ブルボンといえば焼き菓子やチョコレート系の商品が多いと思われるかもしれないけど、実はおせんべいやミルクココアパウダー、天然水、保存食品、グミ、健康食品(プロテインバーなど)といった商品もたくさんある。お菓子売り場だけではなく、スーパーのいろんなところにブルボンがかくれんぼしているような感覚だ。
「セロ羽衣あられ」と「味ごのみ」を食べ出したら止まらなくなるし、「フェットチーネグミ」はイタリア人として食べるたびにその食感に驚いている。「エブリバーガー」に至っては、日本の発想力が世界一と言えるほどだ。
やっぱりアレンジするのがマッシ流
ブルボンの商品はそのまま食べても美味しくてクセになるけど、簡単なアレンジをすることでより楽しく、より美味しく味わえるのだ。 僕のルマンドの大好きな食べ方は、溶けているアイスクリームの上に砕いたルマンドをかけて食べる。サクサク感とアイスクリームの食感は、言葉を失うほど絶品だ。途中から軽く混ぜて、追いルマンドをしたら天国に辿り着く。 そしてこのアレンジは驚くかもしれないけど、ルマンドはコーンフレークの感覚で食べるのもおすすめ。できればいろんな味のルマンドを砕いて、牛乳やアーモンドミルクをかけたら最高の1日が始まる。
イタリアではよくあるリキュール(蒸留酒)に焼き菓子をつけて食べる習慣がある。この習慣をルマンドでも再現できるのだ。ビスコッティをエスプレッソに浸けるように、ルマンドを甘みがあるリキュールに少し浸けて食べる。最後に残ったリキュールはまるでルマンドのカクテルのようになるのだ。 ちなみにアルフォートも意外なアレンジがある。トーストを焼くときにアルフォートを乗せる。チョコレート部分を下にして食パンに2個置いて焼く。そのあと食パンを折りたたんだら、「チョコレートクリームと焼きたて焼き菓子サンド」のような新発見のおやつが完成する。食パンとチョコクリーム、ビスケットのサクサク感がマッチして、もうたまらない。