B2福岡が来日12年目のベテランSF獲得「経験は豊富なのでチームに還元したい」
11月7日、B2西地区のライジングゼファー福岡は、香川ファイブアローズから自由交渉選手リストに公示されていたアンドリュー・ランダルと、2024-25シーズンの新規選手契約に合意したと発表した。 アメリカ出身で現在34歳のランダルは、198センチ109キロのスモールフォワード。2013年に当時bjリーグに所属していた琉球ゴールデンキングスでプロキャリアをスタートさせると、2016年のBリーグ開幕後も日本でキャリアを継続。昨シーズンは香川の一員としてB3リーグ戦50試合に出場し、1試合平均16.1得点7.2リバウンド5.2アシストを記録していた。 今回の発表に際して、ランダルは「素晴らしいチームの一員になる機会を与えてくれたライジングゼファー福岡に感謝したいです。スタッフやチームメートと一緒に仕事をするのが待ち遠しいです。日々成長することで、最終的に大きな目標を達成できると思います。日本での経験は豊富なので、チームに還元したいです」と、クラブを通じてコメントした。 福岡はパブロ・アギラールが全治約8週間の右腓腹筋筋膜不全断裂と診断され、10月30日付でインジュアリーリスト入り。右膝の怪我の影響で欠場が続いていた帰化選手のウィル・クリークモアも、10月31日付で契約解除となっていた。 福岡の古川宏一郎代表取締役社長は、「ガードポジションとしても実績が豊富なことから、ディフェンスリバウンドからの速くて強いボールキャリーやゲームメイク能力などで、チームに付加価値をもたらせてくれると期待しています。シーズン途中での合流になりますが、日本でのプレー経験が多いことからすぐチームに溶け込んでくれると信じています」と新戦力を紹介した。
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