近鉄・24年ぶりの新型一般車両が運行開始 特徴的な八角形
一般車両としては24年ぶりとなる新型車両
近畿日本鉄道は7日、新型車両「8A系」の運行を開始し、奈良線、京都線、橿原線、天理線に導入した。 【動画】近鉄24年ぶりの新型一般車両が運行開始 近鉄奈良駅で出発式、開発者の思い
同日午前には、近鉄奈良駅のホームで出発式が行われ、多くの報道陣や利用者らが見守る中、駅長の出発合図とともに新たな出発の時を迎えた。 近鉄によると、今回は老朽化した車両を更新するために新型車両を投入。一般車両としては24年ぶりとなる新型車両となったという。
これまでの近鉄車両でもみられる「赤」と「白」のツートンカラーで、先頭車両の形が八角形とインパクトのある車両となっており、多くの利用者らの注目を浴びていた。
出発を迎え、同社の鉄道本部企画統括部技術管理部の喜多陽平課長は「この車両は、皆様が安心して使いやすいというところを目指して開発した車両ですので、使い勝手の良さ、安心安全というところを感じていただければ」と話していた。