猛暑日でシカたない? 奈良公園の道路脇に多くの「溝鹿」たち
22日の近畿地方は高気圧に覆われ朝から青空が広がった。それに伴い気温も上昇。奈良県奈良市では同日午後3時までに最高気温37.5度を観測した。そんな厳しい残暑の中、奈良公園沿いの歩道と車道の間にある溝でシカが休みながら涼む光景がみられた。 【動画】奈良県庁の南側にある道路の深い溝に集まるシカたち
同日午後2時ごろ、奈良県庁前付近の道路の溝では、数頭のシカが溝に降りて涼んでいる様子がみられた。最近はこの場所から近いミストにシカが集まる光景もみられるが、奈良公園では日陰の溝で休むシカは夏によく見られる。 22日は厳しい残暑で、奈良公園に来た多くの外国人観光客も冷たい飲み物やアイスなどを食べながら涼をとる光景がみられた。そんな観光客を横目に、シカたちは深い溝に入ってゆっくり横たわる。
筆者が撮影していると、多くの観光客が珍しそうに写真を撮影。近年ではSNSでも「溝鹿」というワードで投稿されており、三重県から家族で遊びに来たという男性(34)は「これが溝鹿ですか。見ることができて、来てよかったです」と笑顔で話していた。