校務支援システム「C4th」がスクールライフノートと連携、掲示板で児童生徒にも連絡可能に
株式会社EDUCOMは、統合型校務支援システム「C4th」と「スクールライフノート」の連携機能を2024年10月29日にリリースした。同連携により、C4thのグループウェアに入力した情報をスクールライフノートの掲示板に自動表示できる。 【画像】教職員と児童生徒に、一度で情報を周知できる スクールライフノートは、児童生徒が日々の気持ちを天気に例えて記録する「心の天気」と、授業ごとに学びを振り返る「学びの天気」機能を備えた記録・健康観察システム。学習eポータルとして、学校生活で必要となる情報を集約することで、学校生活におけるプラットフォームとしても利用が可能だ。 従来は、教職員がC4thに登録した情報を児童生徒に共有する場合、スクールライフノートにも同じ内容を書き込む必要があった。今回の連携によって、教職員はC4thに情報を入力するだけで、スクールライフノートの掲示板で児童生徒にも情報を共有できるようになる。 例えば、教育委員会から自治体内の学校に一斉発信する感染症情報のほか、教職員だけでなく児童生徒にも通知したい不審者情報などをC4thから一度に伝えることが可能だ。この結果、教職員の業務負担軽減につながることが期待される。 EDUCOMは今後も、自社システム間および他社システムとの連携を強化し、教職員の働き方改革や教育現場のDX促進に貢献していくとしている。
こどもとIT,本多 恵