初心者はティショットで5番ウッドを選ぶべし!|超わかりやすいゴルフの始め方
初心者はティショットで5番ウッドを選ぶべし!|超わかりやすいゴルフの始め方
コースデビューではあまり高望みしないことが大切。うまく当たらなくても良いから、とにかく前に進むことを第一に考えたい。「そのためには5番ウッドを多く使うのがベスト。パッティングやアプローチの練習もしっかりやっておけば、慌てなくて済みます」と中井学プロは話す。ラウンド経験を積み重ねていけば、スコアをまとめるには何が重要かがわかってくるはず。
フェアウェイ方向に180ヤード飛べばOKと割り切ろう
コースデビューで使うクラブは5番ウッド、7~9番アイアン、ピッチングウェッジ、サンドウェッジ、パターの7本に絞りましょう。 緊張感の高まるティショットですが、ここでは5番ウッドを持ち、ティーイングエリアの中央で構え、フェアウェイセンターを狙いましょう。打つ前に目標方向を見て、ていねいに構えることも大事です。飛距離の目標は男性は180ヤード、女性は120ヤード。力いっぱい振ったり、いきなりドライバーで打とうとしたりするのは絶対にNGです。コースデビューなりの収穫が得られるようなゴルフを継続しましょう。
5番ウッドのティショット
ティアップの高さはボールが芝から1センチ浮くくらいを目安にすると良い。 構える前にボールの後方から目標方向を見て、ボールと目標を結ぶターゲットラインをイメージしよう。 クラブを両手で持ち、両足を揃えて立つ。ボールは体の中心線上に置く。 その体勢のままで左足を1足分くらい広げる。 右足を1足半くらい広げてアドレスが完成。ボールの位置は左胸の前だ。 フェアウェイの真ん中に打つ気持ちで構えよう。
教えてくれた人:プロゴルファー 中井 学
大阪府豊中市出身のプロゴルファー/ゴルフコーチ。14歳でゴルフを始める。高校卒業後に渡米し、独自のゴルフ理論を構築する。帰国後、2003年からプロコーチ活動を開始。2021年1月に自身のYoutubeチャンネル「中井学ゴルフチャンネル」をスタート。若い女性からベテランゴルファーまで幅広い人気を誇る。 (出典:『超わかりやすいゴルフの始め方と上達法』)。 写真:山上忠 文::三代崇/撮影協力:こだまゴルフクラブ
EVEN編集部