オリックス・福良純一GM、契約合意の九里亜蓮について「1年間ローテを守るだけの力はある」 右腕とは複数年契約
オリックス・福良淳一ゼネラルマネージャー(64)が12日、報道陣の取材に応じ、契約合意に至った九里亜蓮投手(33)について語った。「先発の層を厚くするという意味で(獲得した)。1年間ローテを守るだけの力はある。先発としてイニングも食ってくれるし、ゲームメーク能力も高い」と評価した。 【写真】オリックスが九里亜蓮の獲得を発表 オリックスは今オフ、ソフトバンクからフリーエージェント権を行使した石川柊太投手(32)らを中心に右投げの先発投手の獲得に乗り出していたが、11日にロッテが石川の獲得を発表。水面下で調査を進めていた九里と複数年契約で合意した。 先発陣は来季の開幕投手に内定している宮城、今季チームトップタイの7勝をマークした曽谷ら左投手が開幕ローテの有力候補である一方、右投手では柱として期待されている山下が今オフに腰椎の手術を受けており、東も今年8月に右肘の手術を受けてリハビリ中と完全復帰まで不透明というチーム事情も補強に動いた背景の一つにある。