敷地内に「電柱」があると収入が発生する?不動産価格に与える影響とは?
購入する土地に電柱があるデメリット
購入する土地に電柱があるデメリットとして、景観への影響が考えられます。特に宅地として利用する場合、せっかくこだわった見た目の家を建てたとしても、電柱が邪魔になってしまう可能性が考えられます。 また、電柱が車の出し入れに影響を及ぼす可能性もあります。電柱は道路側に設置されているケースがほとんどのため、どうしても車庫や駐車場へ干渉してしまうリスクは避けられないでしょう。 このように資産価値の面だけでなく、見た目や生活面でもデメリットが生まれる可能性は、理解しておくといいでしょう。
電柱が敷地内にあると「電柱敷地料」を受け取れる場合がある
所有する土地の敷地内に電柱が設置されていると「電柱敷地料」を受け取れる場合があります。宅地であれば金額は年間で1500円となり、3年分がまとめて支払われるケースが大半のようです。 電柱敷地料を受け取れることはメリットですが、生活に不便が生まれたり、家の見た目に影響を及ぼしたりなどのデメリットもある点には注意しましょう。もちろん土地の用途や設置場所によってはデメリットにならない可能性もあるため、慎重に判断してみてください。 出典 デジタル庁 e-Gov法令検索 電気通信事業法施行令(昭和六十年政令第七十五号) 別表第一 二 山林以外の土地 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部