“今季最強寒波”襲来 豪雪災害に苦しむ青森で再び大雪 名産リンゴに被害も
■買い物困難な人を支援する移動販売
8日、新潟県長岡市では朝から降っていた雪が次第に大粒の雪へと変わり、所々で積もり始めました。妙高市でも大粒の雪で辺り一面銀世界となりました。 さらに、小千谷市では雪崩が木々を巻き込み斜面から流れ落ち、現在も崩落の危険性があるため、道を塞いでいる雪は手つかずの状態となっています。 魚沼市では朝から大粒の雪が降るなか、トラックに大量の食品を積み込む男性がいました。 販売員 「(Q.きょうは注文多いですか?)きょうは(注文が)多い」 買い物に行くのが困難な人たちのために移動販売をするスーパーでは、多くの食材などを車へと積み込みます。その数は1200品以上です。 販売員 「あしたね!はいはい!イチゴのほう2つね!なるべくイチゴかモンブランじゃない別の物にしてみる」 急ピッチで積み込んでいくなか、早朝からすでに10日以降の予約の電話が相次いでいます。 販売員 「雪も多いせいか、こんなにいっぱい注文しないので…。(雪で)多く注文してくれる方も中にはいらっしゃいますね」 午前10時、すべての商品を積み込み、いよいよ出発。移動中、雪はどんどん強くなっていき、前が見づらくなる場面も。到着してもなお、雪は強く降り続きます。 利用客 「ヤクルト飲もうかな」 販売員 「ヤクルトね!はいよー!」 利用客 「カボチャ!」 販売員 「カボチャあるよ!」 利用客 「(本当に)助かってます、歩くのが容易じゃないから」 到着が遅れると、利用する人たちを雪の中で待たせることになるため、移動時間を逆算し、各地域ごとに販売時間を設けています。 次の場所へと移動すると、次々に商品を購入していく女性が野菜以外にも肉や果物なども両手に抱え、大量に購入していきます。 販売員 「もし、持っていける分あるなら…」 客 「(Q.結構買ってますね)野菜はね、消費するから…」 販売員 「雪がいっぱい降ると、なかなか買い物に出られないので、1回の時に『いっぱい買うぞ』って。そういう人が(この冬)多いです」 富山・黒部市では、今季最強寒波に備え、早いうちから雪かきに追われていました。 黒部・宇奈月温泉やまのは 中山義之支配人 「もっと寒くなると、ツルツルに凍ったりするので…。あしたから暴風雪とかになると、高速道路とかそういうところがストップしたりするので、電車とか含めて心配な部分がありますね」 (「羽鳥慎一 モーニングショー」2025年1月9日放送分より) テレ朝天気
テレビ朝日