K-POP界に「まさかの衝撃」が…!初のアメリカ・ガールズグループ「VCHA」が「シングルたった2枚で脱退・訴訟騒動」の内幕
あまりに異なる文化
大衆文化評論家のキム・ホンシク=チュンウォン大学教授は、今回の事件について次のように説明する。 「KGの訴訟事例は文化的差異による結果物といえる。個人の考えと判断、行動を重視する個人主義文化と、全体システムと秩序を優先する集団主義文化の衝突だ。例えば、NiziUが日本で成功した理由は、韓国と似た集団主義文化のおかげだ。しかし、今や韓国でも多くの練習生が韓国式システムとマネジメントに耐えられず、途中で練習生をあきらめたケースは多くなり、メディアを中心に人権問題も絶えず提起されてきた。ただでさえ西欧のメディアはK-POPに対して批判的な態度を見せているのに、今回の事件で(K-POPに対する)否定的な認識が一層強化されるかも知れない」。 反面、JYP USA側は、「5月にKGが宿舎を離脱した後、法的代理人と解決方案を持続的に議論してきたが、ずっと返事がなく返事を待っていた」と状況を説明し、「虚偽および誇張された内容を外部に一方的に公表したことに対して必要なすべての措置を取る」と明らかにした。 そもそもVCHAの存在は、現在のK-POPシステムが米国で成功できるかどうかの試験台とされてきただけに、今回の事件はKーPOPの未来へ大きな影を落とすことになるかもしれない。 【さらに読む】NewJeansの「契約解除」で発生する違約金は30億~50億円…!事務所トラブルで露呈したK-POP界の「はてしない闇」
金 敬哲(ジャーナリスト)
【関連記事】
- 【さらに読む】NewJeansの「契約解除」で発生する違約金は30億~50億円…!事務所トラブルで露呈したK-POP界の「はてしない闇」
- 「BTS」シュガの飲酒運転「虚偽報告」に、会長スキャンダルが追い打ち!「危機管理能力ナシ」で猛批判受けるK-POPのトップ企業HYBEの大迷走
- 韓国で女子大生たちが猛反乱!大学に籠城、歴代総長の銅像に卵やペンキを浴びせる人まで出た「深刻なワケ」
- 非恋愛・非婚・非出産・非セックス…文在寅政権下で先鋭化した韓国の急進的フェミニズム「4B」が全米で急拡散のワケ
- 坂口健太郎に二階堂ふみ、二宮和也…いま世界中で「日韓合作ドラマ」が大ヒット!そのウラにある制作会社の「したたかな戦略」