「ドジャースに戻りたい」と語るキケ・ヘルナンデスの希望は叶うのか? 「球団の計画の実現をいくつか待つ必要がある」と米報道
ロサンゼルス・ドジャースのファンにとって、今オフシーズンの最大の関心事のひとつは、ユーティリティプレーヤーのキケ・ヘルナンデスの去就だ。ワールドシリーズ制覇に貢献し、ファンからも愛されるヘルナンデスだが、今オフにフリーエージェントとなり他のチームに移籍する可能性も出てきたと、現地11日、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』が報じた。 【画像】大谷翔平&真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真を厳選してお届け! ヘルナンデス本人は、ファンイベントで「戻りたい」とドジャースへの愛着を示し、「このチームは来シーズン、投手陣の補強でさらに強くなる」とチームへの明るい展望も語っている。 しかし、『Dodgers Nation』によれば、MLB専門チャンネル『MLB Network』のジョン・モロシ記者は、ヘルナンデスの動向について「過去24時間でどこに着地するかについては多く聞いていない」と述べ、「ドジャースはすでにクリス・テイラー、トミー・エドマンと契約延長し、ギャビン・ラックスもまだいる。もしドジャースがラックスをトレードすれば、キケの出場機会が大幅に増えるだろう」と見解を示したという。 モロシ記者はまた、「ファンが彼をどれだけ愛しているか、キケにとってドジャースは本当に良い場所だ」としながらも、「キケに明確な道があると言う前に、ドジャースの計画がいくつか実現するのを待つ必要がある」と、ヘルナンデスに関する決定は他選手の動向次第であることを示唆した。 K・ヘルナンデスは今シーズン、レギュラーシーズン126試合に出場し、打率.229、出塁率.281、長打率.373、12本塁打を記録。ポストシーズンでは、打率.294、出塁率.357、長打率.451、2本塁打、OPS.808とさらに活躍した。 はたしてヘルナンデスはドジャースに復帰するのか、それとも新たな挑戦を選ぶのか。今後の動向に注目したい。 構成●THE DIGEST編集