北米日産が2024 SEMAショーにさまざまなスペシャル コンセプトモデルを出展
SEMAショーならではのスペシャルなカスタムモデルを出展
2024年11月1日(米国現地時間)、北米日産は11月5日~8日にラスベガス コンベンションセンターで開催されるSEMAショーに、新型フロンティアやキックスなどをカスタマイズしたスペシャル コンセプトモデルを出展する。 【写真はこちら】元気なカスタマイズモデルが続々。日本導入で、新たなトレンドが生まれるかも(全11枚) SEMAショーは、米国自動車用品工業会(SEMA:Specialty Equipment Market Association の略)が開催する、世界最大級のアフターパーツ トレードショーだ。アフターパーツだけでなく、カスタムカーも数多く出展される。今回、北米日産の主な出展車両は、以下のとおりだ。 ■プロジェクト トレイルゲーター パワーネーションTVの番組「ミュージック シティ トラックス」と提携して、2025年式のフロンティア PRO-4Xをベースにカスタマイズしたモデル。車高をアップして、高性能サスペンション、カーゴケース、オフロード用ランプ、17インチ ビーズロック対応ホイールなど、NISMOのオフロードアクセサリーを装着。 さらに、2つの43インチ アウトドア対応TV、クーラーボックス、グリル、キッチンシンクなど、アウトドアでのキャンプに必要なものをベッド(荷台)に積載できる。 ■フロンティア ターマック コンセプト こちらもフロンティアをベースに、日産モータースポーツ、北米日産デザイン、そしてフォースバーグ レーシングがコラボして誕生したカスタマイズ ストリートトラックだ。アグレッシブなワイドボディキット、ベントフード、ルーフキャップ、スポイラーなどのエアロパーツはカーボンファイバー製。アフターバーン オレンジのボディカラーが注目を集めそうだ。 パワートレーンは、標準の3.8L V6エンジンにスーパーチャージャーとNISMOのインタークーラーやエキゾーストシステムを装着し、最高出力は400馬力以上を発生する。ブレーキシステムには、Z NISMOのキャリパーや15インチの2ピースローターを採用している。 足まわりでは、ヨコハマ アドバン タイヤをカーボンバレル NISMO ターマックの20インチホイールに履き、アジャスタブルのNISMO高性能サスペンションキットを装着している。 ■キックス ビーチパトロール コンセプト 2025年式キックスをベースに、ビーチパトロールに使われる救助トラックをインスパイアしたカスタムモデル。新型キックスはインテリジェントAWDとクラス最高のロードクリアランスを備えている。 このカスタムモデルは、カスタム サスペンションリフト、ヨコハマ ジオランダー オフロードタイヤを18インチのNISMOオフロード アセンドホイールに履き、シャワーキットやクーラーボックスなど、太陽の下で1日を過ごせるようなギアを積載している。 ■「キックス アーバンシャドー コンセプト こちらもキックスをベースに、グラフィックやホイール、サスペンションなどを変更した、ストリート仕様のカスタムモデル。18インチのNISMO LM-RS6ホイールや車高調整サスペンション、エキゾーストシステムなどの試作パーツを装着している。 ■Z レジェンドアクセサリー パッケージ コンセプト 限定モデルだった2024年式 Z ヘリテージエディションのレトロな外観を再現し、Zカーの歴史にオマージュしたモデル。ヴィンテージルックのホイール、カーボンファイバー製リアスポイラー、オーバーフェンダー、デカール類を装着している。 現段階ではフロンティアもキックス(新型)も日本未導入だが、まずは新型キックスの日本導入が待たれるところ。日本仕様が登場すれば、こんなカスタマイズされたスペシャルモデルを見ることもできるに違いない!?
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