U23はもう若くはない!? 世界がいまジュニアに注目する理由とは?
強いものだけが勝つ仁義なき時代に突入
さて、私自身もU23や25歳以下のネオプロ年齢の選手がレースシーンを完全に席巻する時代変化を消化しきれていないのが正直なところですが、少なくともロードレース界で若手がベテランに気づかうことなく「力勝負」となり、面白くなったのは事実ですし、選手発掘前線がジュニアに移行している事も確実。 これを踏まえた日本選手の選手育成や欧州への選手斡旋が求められるわけですが、例えば40歳ぐらいまで走るような長期的なキャリアを望む選手が徐々に減っていくのではないか? との一抹の不安を抱えてもいます。 この風潮が意味することの答えはまだわかっていませんが、引き続き注視して参ります(栗村 修さん風締め)。 山崎健一 エキップアサダ/EQADSのマネージャー。パリ大学国際ビジネス学科大学院卒。各国の自転車競技関係者とのネットワークを駆使し日本&アジア選手の世界進出に尽力。
Bicycle Club編集部