欧州カップ戦に強すぎるエメリ・マジック ここ15年でペップ、モウリーニョに次ぐ“89勝”が示す圧巻の手腕
今季はアストン・ヴィラでCLベスト16入りを目指す
昨季はプレミアリーグで4位に入り、今季のチャンピオンズリーグ出場権を掴んだアストン・ヴィラ。17日にはチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第1節でスイスのヤングボーイズと対戦し、3-0で快勝。幸先の良いスタートを切った。 英『BBC』が何よりの強みと評価するのは、チームを指揮するウナイ・エメリの存在だ。セビージャ時代にはヨーロッパリーグを3連覇し、2020-21シーズンにはビジャレアルでもヨーロッパリーグを制覇するなど、エメリはとにかく欧州カップ戦の戦いに強い。 同メディアによれば、2009-10シーズン以降の欧州カップ戦にてエメリは通算89勝を重ねている。これより多い勝利数を稼いでいるのは、ジョゼ・モウリーニョ(91勝)、ジョゼップ・グアルディオラ(102勝)の2人のみ。エメリの場合はELで稼いでいるところも多いが、それでも見事な成績だ。 今季よりCLは新たなリーグフェーズ制となっていて、アストン・ヴィラはここからバイエルン、ボローニャ、クラブ・ブルージュ、ユヴェントス、ライプツィヒ、モナコ、セルティックと対戦する予定になっていて、強敵との戦いが多い。プレミアリーグと並行して戦っていくのは簡単ではないが、エメリ・マジックでベスト16へ進めるのか。欧州カップ戦を知り尽くすエメリの存在は他クラブにとっても脅威だろう。
構成/ザ・ワールド編集部