井上尚弥「あと2週間というところまで来ていよいよという気持ち」1か月延期のグッドマン戦へ公開練習【ボクシング】
ボクシングの4団体世界スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥(31)がIBF、WBO同級1位サム・グッドマン(26、豪州)との防衛戦(24日、東京・有明アリーナ)に向けて8日、横浜市の大橋ジムで練習を公開した。 当初は昨年12月24日に予定されていたが、挑戦者が来日直前の練習で左目の上を負傷し、試合のわずか10日前に延期となっていた。今月6日に「2024年WBC年間最優秀KO賞」を受賞した井上は、防衛戦に向け次のように意気込みを語った。 Q:1か月延期となった試合が近づいてきたが、今の調整状況やこの1か月の感想は? 井上:特に気にすることなくここまで来られたし、調整的にはすごくうまくいっていると思います。 Q:この1か月、待たされたことでみなぎっている部分は? 井上:残り10日まで来ていたんで、もちろん戦闘モードには入っていましたし、それがようやくあと2週間というところまで来て、いよいよだなという気持ちは強いですね。 Q:お客さんも、この1か月期待してお預けを食らって待っている中で意気込みを。 井上:自分もそうですけど、ファンの方もすごく楽しみに12月24日を楽しみにしてくれていた方も多かったと思いますし、それが1月24日に延期になって待たせた部分もあるので、当日はそういった思いものせて試合に挑みたいなと思います。 Q:2025年最初の試合、その最初というところに対しての思いは? 井上:まず2025年いいスタートを切れるように、しっかりといい形でスタートしたいなと思います。 ■井上尚弥(いのうえ・なおや) 1993年4月10日生まれ 31歳 神奈川県出身 2012年プロ転向後4戦目で日本王座、6戦目で世界王座を獲得 2022年12月世界バンタム級4団体統一王者 2023年12月世界スーパーバンタム級4団体統一王者 通算成績28戦28勝(25KO)無敗
TBS NEWS DIG Powered by JNN