50代、幸せになるための「手放しリスト」3つ。見栄や我慢はいらない
●スマホを使わない時間をつくる
SNSを見ると、他人がうらやましくなりがち。 「夕食のときはスマホを見ない、電車ではスマホを見ずに読書をするなど、デジタルデトックスを。自分の心の声に意識を向けて」
「我慢」をやめて自分の優先度を上げる
家族からの贈り物や重い鍋など、不便を我慢して使い続けているものたち。 「いい人、いい妻、いい母親だと思われたくて、自分を抑えているのかも。50歳からは自分優先で」
●「我慢」の手放しリスト
<もの> ・重い鍋 ・義理でもっているもの ・インクのかすれたボールペン ・ぴったりくるものがなくてとりあえず使っている収納 <メンタル> ・いい妻、母だと認めてほしいと思うこと ・必要以上にもったいないと思うこと ・自分のストレスを無視すること ・他人の機嫌をとろうとすること 使いにくいものを使い続けたり、“とりあえず”のものですませるのを習慣にしていると、理想の暮らしはいつまでたっても実現しません。 「50歳になったら、30歳のときより確実に残り時間は少ないのです」
●好きなものを最初に食べてみる
好きなものは最後まで取っておくタイプなら、これからは最初に食べ、自分を優先する練習をしてはいかがでしょう。 「我慢はストレスを生み、余計な買い物や、ものをため込んだりする原因に」
●プチストレスに敏感になる
インクのかすれたペンを使い続けていながら、その我慢を自覚していないケースも。 「プチストレスに敏感になり、自分の“好き”や“心地よさ”と向き合う練習をしてみて」
「思い出」を厳選して、価値を高める
「思い出」というだけで“とっておくもの”と思うなら、思考停止している証しです。 「思い出はものではなく心のなかにあります。そして、大切なのは昔より今なのです」
●「思い出」の手放しリスト
<もの> ・手紙、年賀状 ・写真、子どもの作品 ・親しい人からプレゼントでもらったもの ・記念品、遺品 <メンタル> ・やたらと後悔すること ・過去の思い出への執着 ・今の生活を優先しない考え方 思い出は時間とともに増えていくもの。すべて取っておこうとすると、結局どれも大切にできません。 「厳選して、今の暮らしの風通しをよくしましょう。YouTubeで30年前の曲を聴くといった方法でも、思い出に浸れるものです」