彼氏が「ラーメン」好きで一緒に食べに行きますが、「大盛り1杯」を2人で分けるのは“非常識”ですか? 私が小食で1杯も食べきれません…
彼氏の好物をよく一緒に食べに行くけれど、小食で「一人前を食べきることがどうしても難しい……」ということはありませんか? ▼節約のために「カップラーメン」はNG? 栄養バランスと節約を両立させる方法とは? そんなとき、例えばラーメンであれば彼氏の注文を大盛りにして、1杯を分け合いたいという考えが浮かぶかもしれません。ただ、「2人で1杯しか注文しないのは非常識なの?」と不安になることもあるでしょう。 この記事では、大人同士でラーメンをシェアすることの是非や、小食でも外食を楽しく過ごすための具体的な方法について解説します。
ラーメンをシェアするメリット
1杯のラーメンを2人で分け合って食べることには、さまざまな利点があります。ラーメンをシェアする主なメリットは次の通りです。 ■食べ残しを防げる 注文した料理を食べきれずに残してしまうと、せっかくの食材が無駄になります。お店に対しても後ろめたく感じてしまうでしょう。シェアすることで、自分の食べられる量だけを食べ、無駄を避けることができます。特に小食の人には大きなメリットだといえるのではないでしょうか。 ■経済的負担を軽くできる ラーメンのシェアには金銭的なメリットもあります。 総務省統計局の小売物価統計調査(東京都区部)によると、2024年8月時点で中華そば(ラーメン)の価格は569円です。トッピングなどをして外食のラーメン1杯が800円になると仮定し、麺の大盛りにプラス200円かかるとしましょう。 2人がそれぞれ1杯ずつ注文すると合計1600円かかりますが、大盛りラーメン1杯だけ注文すれば合計1000円で済みます。600円の節約になる計算です。
ラーメンをシェアするのは非常識?
ラーメンをシェアすることに対して、非常識だと感じる人もいるかもしれません。「外食時には1人1品を注文するのがマナー」という考え方があるためです。またシェアが非常識とされる背景には、店側の事情も関わっています。 確かに客側はお得に食事を楽しめますが、店側にはデメリットもあります。2人で2席を利用して1600円を支払うところを1000円で済ませられてしまうと、他の客が座れるはずの1席が使えない上に600円の売上が減ることになります。これが繰り返されると、経営に影響が出る可能性があるでしょう。 また取り皿の用意が必要になるといったように店側に余分な負担もかかります。このため、シェアを禁止しているお店も少なくありません。大人同士であれば、ラーメンは1人1杯注文するのが常識といえるでしょう。