燃費の良いクルマを買ったのに、乗ってみるとそれほど良くもない気がします。どうして違うのでしょうか?
カタログ燃費に近づけるための運転のコツ
カタログ燃費にできるだけ近づけるためには、環境省が推奨しているエコドライブを心掛けることです。具体的には、急ハンドルや急ブレーキ、急発進をしない、エアコンは適切に使用する、渋滞や混雑した道路をできるだけ避けることなどです。急な加速やブレーキは市街地では2%、郊外では6%ほどの燃費の悪化につながります。 交通状況を予測しながら運転することにより、急加速や急減速だけでなく交通事故も防げます。ほかにも、タイヤの空気圧のチェック、エンジンオイルやオイルフィルターなどの定期的な交換など、車の点検や整備を定期的に行うことも大切です。
カタログ燃費と実燃費が異なる理由を理解してエコドライブを心掛けよう
カタログ上の燃費に期待して購入した車でも、実際に走行してみると燃費が悪いと感じるのは、走行条件が異なるからです。実際の走行ではあり得ない条件下でカタログ燃費を計測しているため、燃費に違いが出てしまいます。急ブレーキや急発進など無理な運転をしないことで、燃費を伸ばすことはできるため、できるかぎりエコドライブを心掛けましょう。 出典 国土交通省 自動車の燃費ランキングを公表します! 国土交通省 自動車燃費目標基準について 環境省 エコドライブ10のすすめ 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部