柏、鳥栖からDF原田亘が完全移籍加入「自分のサッカー人生を考えたとき…」
柏レイソルは27日、サガン鳥栖からDF原田亘が完全移籍にて加入することを発表した。 【ハイライト動画】原田は第36節横浜FM戦で今季3点目 原田は1996年7月22日生まれの現在28歳。ヴィッセル神戸U-15、星稜高校、日本体育大学を経て、2019年にFC今治へ加入した。今治では初年度から主力に定着し、同クラブのJリーグ参入に貢献。3年間にわたって活躍を続けた後、2022年より鳥栖に完全移籍で加わった。鳥栖でも初年度から定位置を確保し、2024明治安田J1リーグでは32試合に出場して3ゴールを記録。右サイドバックの主軸として、鳥栖でも絶対的な立ち位置を確立していた。 完全移籍に際し、原田は鳥栖を通してコメントを発表。クラブ、ファン・サポーターへの感謝とともに、移籍を決めた理由の1つにも言及した。 「サガン鳥栖に関わるすべての皆さま。この度、柏レイソルへ移籍することになりました。良い時だけではなく悪いときでも、僕のことを信じて、42番のユニフォームやタオルを買ってスタジアムに応援にきてくださったり、僕の名前を掲げてくれるファンの皆さんのおかげで、ここまで頑張ることができました」 「また、健太さん、木谷さんをはじめとしたコーチ・スタッフの皆さんのおかげで成長することができました。ありがとうございます。ゲームキャプテンを任せていただいて、1年間通して試合に出場し、このチームと来年も戦うべきだという意見もあるかと思います。しかし、自分のサッカー人生を考えたときに、さらなる成長のために移籍を決断しました。3年間応援していただき、ありがとうございました」 新天地となる柏を通しては、「柏レイソルに関わるすべての皆さま、サガン鳥栖から移籍してきました原田 亘です。『わたる』って呼んでください。よろしくお願いします」とコメントを発表した。 鳥栖は2024明治安田J1リーグを最下位の20位で終え、来季は14年ぶりにJ2リーグの戦いに身を置くことが決まっている。一方、柏は残留争いに巻き込まれながらも17位でシーズンを終え、来季もJ1の舞台で戦う。
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