子ども園で大量の上履き消える 犯人はまさかの・・・
九州朝日放送
古賀市にあるこども園で、園児たちの上履きが大量に盗まれる被害が発生しました。その犯人とは・・・ 警察が設置したカメラがその姿を捉えました。 ”事件”が起きたのは、古賀市にある五所こども園。6日の朝、10人分の上履きがなくなっているのが見つかりました。 五所こども園・齋藤圭英園長「朝いちばんなんで上靴はたくさんあるはずなんですけど、それがまばらになかったりとか、片っぽだけないとか、でおかしいなと思って」 園は警察に通報、しかし、次の日も3人分の上履きが姿を消しました。園を不安が覆います。 齋藤圭英園長「逆恨みとかもしかしたら不審者かなという話がでて、すごく不安だった」 警察は、窃盗事件として捜査開始、現場に刑事や鑑識などを動員、犯行の瞬間を押さえるためカメラを設置しました。 そして・・・映っていたのは上履きを器用に加え走り去って行く動物。 そうなんです。なんと上履き窃盗の犯人はイタチだったのです。 思いもよらない犯人に園も警察もびっくりです。 しかし、残された謎がなぜイタチは上履きを持っていったのでしょうか。 専門家は、映像を見て住宅街などに生息するシベリアイタチではないかとした上で・・・ 筑紫女学園大学・佐々木浩教授「イタチっていうのは割と寒がりなんですよ。体温がすぐ上がるので体を冷やすために毛が短い。想像ではそういった寒さ対策で、上履きをいっぱい持ち込んだ可能性はあるかと思っています」 園を不安に陥れた「上履き連続窃盗事件」、イタチはまだ捕獲されておらず、園はネットを張るなど対策を講じているということです。
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