音は少し劣るが聞こえ方はおもしろい

単体で使っている分には気づきにくいのですが、音にこだわっているイヤホンと比較すると、音質が少しだけ劣っていると感じるかも。 そもそも鼓膜を振動させて音を耳に届ける一般的なイヤホンと異なり、骨伝導イヤホンは空気の振動を骨を伝って脳に届けます。 「OpenRun Pro2」は骨伝導スピーカーが中低音と高音域を正確に処理し、空気電動スピーカーが重低音をコントロールすることでリッチな音を再現していますが、「OpenSwim Pro」はどうしても重低音がかけてしまう印象を受けました。 ただ、「OpenSwim Pro」のおもしろさは耳をオープンにしたままでは味わえないのだと思います。 同梱されている耳栓を使うと、音がブワーっと脳の中に広がるように聞こえてくるんです。 プールで使う際の耳栓だと思いますが、私はこの聞こえ方が気に入っています。 Bluetoothモードでは2つのデバイスに接続可能なので、私はスマホとPCに接続してシームレスに使っています。 最大9時間の持続時間。少し短く感じますが、急速充電だからすぐに使えるようになりますよ。 私の場合、普段は「OpenRun Pro2」、プールやお風呂は「OpenSwim Pro」という超絶贅沢な使い分けをしながら生活させてもらっています。 なので、使用時間の長さを考えると「OpenRun Pro2」をメインで使っていると言えるでしょう。 でも、もしどちらか1つだけを選ぶなら、汎用性の高さで判断して「OpenSwim Pro」と答えると思います。だって、あらゆるシチュエーションでも使えるって最強すぎますもん。 Photo:中川真知子 Source: Shokz