ノーベル賞授賞式から帰国、大隅栄誉教授が会見(全文2完)研究は右肩上がり
スウェーデンのようにみんなが日本でもサイエンスを楽しむための構想はあるのか
記者3:最後に1個だけ、スウェーデンに行ってみんながサイエンスを楽しんでいるというような、そういうような中に、日本もなってほしいというような話だと思うんですけど、大隅さんがそういうので例えばこういうふうなことをやっていきたいというのは例えばあったりするのでしょうか。例えばイベントでそういう集まりをやってみたりとか、そういう構想とかがあれば。 大隅良典:例えばもちろん今、大学の方はアウトリーチみたいなことを一生懸命やりましょうというのは1つの方針になっているのも私も理解していますし、私もそういうことには参加もしていますが、まだなんか大事なところで、私も何があったらいいのかっていうのはよく分かりませんけど、まだまだ考えてみないといけないことがあるんじゃないか。それはマスコミの報道も含めて私はもう(※判別できず)、もう少しこうしてほしいなということは、どこかできちんと注文を付けたいと思っていますけども、そういうことも含めていろんなことが変わってほしいなという思いがあって、まだ私の中でも整理がついていません。 司会:ありがとうございます。それではフォトセッションに移らせていただきたいと思いますので、先生に、よろしくお願いします。 (完)【連載】ノーベル賞授賞式から帰国、大隅栄誉教授が会見