【メルボルン（豪州）26日】GⅠコックスプレート（芝2040メートル、出走9頭）がムーニーバレー競馬場で行われ、D・レーン騎手とのコンビで挑戦したプログノーシス（栗・中内田、牡6）は2着だった。道中2番手を追走して一旦は先頭に立ったが、最後は8馬身突き放された。 勝ったのはヴィアシスティーナ（豪＝C・ウォーラー、牝6、父ファストネットロック）。中団から4コーナー手前で一気にまくって先頭に立つと、ゴール50メートル手前でGⅠ通算100勝目となったJ・マクドナルド騎手が立ち上がってガッツポーズする圧勝劇だった。勝ちタイム2分1秒07はコースレコード。同馬は22日に同競馬場で行われた追い切り中に放馬。芝コースを2周半するアクシデントをはねのけ、GⅠ5勝目（通算9勝目）を飾った。 ◆D・レーン騎手（2着　プログノーシス）「レース前に想像していたより前のポジションにつけることができましたし、いいリズムで走れました。4コーナーでもまだ手応えがありましたが、外から勝ち馬が来たときについていけませんでした。素晴らしい競馬を見せてくれましたし、懸命に走ってくれましたが、勝った馬が強すぎました」 ■売り上げ…日本国内で馬券発売が行われたコックスプレートの売り上げは4億903万5400円だった。